2010.01.13
顧客の価値を高める戦略とは?

マーケティングの最大の目的は

顧客一人当たりの価値を高めることです。

 

もっと、簡単に説明しますと

あなたが

一人のお客さんを獲得すれば

将来に渡って

そのお客さんは

いったいどれだけの利益を

あなたにもたらしてくれるのか?

 

 

そして

その利益をどれだけ増やせることができるのか?

 

ということです。

 

 

流れとしては

 

「見込み客を集める」(収益にならずコストが発生する)

     ↓

「見込み客から新規顧客を育てる」(売上げはたつがコストもかかる)

     ↓

「新規顧客をリーピーター化する」(これまでのコストをペイし利益がでる)

     ↓

「リーピーターを優良顧客化する」(利益がさらに増える)

 

ということになります。

 

 

ポイントは「矢印」の部分です。

 

この繋ぎが出来ないと

そこで流れが止まるわけです。

 

ですので

そこで「収益を増やす」流れも止まります。

 

 

つまり

これまでの支払ったコストに対する収益が

十分に得ていない状況で

流れを断ち切ってしまっています。

 

 

ほとんどの会社では

2つ目の矢印部分で流れを止めています。

 

3つめの矢印は流れを作っているのではなく

商品力に頼ってきている部分でした。

 

「うちの商品は良い物なので

 一度、使ってみれば

 その良さがわかるから

 次も買ってくれるだろう。」

 

ということですね。

 

 

確かに

これまでは「商品力」で

リピートさせることも可能でした。

 

今はどうでしょうか?

 

同じような商品が溢れています。

 

商品自体の優劣はほとんどありません。

 

だから

買うという行為だけであれば

価格の安い方を選ぶ。

ということになります。

 

 

これでは、安売り合戦に巻き込まれてしまい

コストがペイ出来ない状態で

販売を繰り返すことになり

ますます弱体化するでしょう。

 

それを避ける戦略とは?

 

その答えが「顧客育成」です。

 

 

顧客育成?

 

 

さてと...

 

これは私からの宿題です。

 

考えてみてください。

 

 

ではまた明日(拝)

 

 

藤田 誠司 | コメント(0) | 2010年1月13日 06:05

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