2010.01.12
お客様が...

「ああ、このままでは

 何をやってもうまくいかないだろうな...」

 

と一瞬で感じてしまうことがあります。

 

 

話をちょっと聞いてみただけ

店内をちょっと見ただけでも、

スグにわかることがあるのです。

 

 

その原因の最たるものが

「お客様のことを全く考えていない」ということです。

 

 

「お客様第一主義」

「顧客視点の重視」

といった経営理念を

いくら高々と掲げていても

常にお客様のことを考えていない人は

スグにそれが表面化します。

 

 

 

「このホームページ

 ちょっと情報が古いですけど

 どうして古いままなんですか?」

 

「なかなか新しいものを用意する時間がなくて...」

 

「誰の時間ですか?」

 

「...私たちの時間です」

 

「はぁ?」

 

 

 

「このお店は

 売り上げもある程度あると思うのですが

 カード支払いが無いのはなぜですか?」

 

「カード会社の手数料が取られるので」

 

「誰が手数料を取られるのですか?」

 

「...私たちのお店です」

 

「はぁ?」

 

 

 

と、何を聞いても

主語が「私たち」ばかりなのです。

 

 

「お客様が」

「取引先の皆さんが」といった主語が

全く出てこないのですよね。

 

 

お客様のことを考えない人は

「お客様」という主語が出てこないようです。

 

 

逆に、どのようなことも

まず主語を「お客様」と言える人は

常に「お客様」のことを考えている人です。

 

何か困難に直面した時

判断に迷った時にも

常に「お客様がどうか」ということを

判断基準にしているので

何を決めるのにも決断が早く

間違いが少ないのです。

 

自らを改めながら確信した思いでした。

 

 

藤田 誠司 | コメント(0) | 2010年1月12日 06:33

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