- 2010.01.09
- ビジネスが大きくなるために《秘訣9》
昨日からの続きです・・・
(7)計算されたバクチには、積極的に手を出そう
小さなビジネスが
いつまでも大きく伸びない理由の一つは
計算された危険に挑戦せず
常に安全なことにしか手をつけないからです。
一大飛躍への挑戦心は冒険心でもあり
こんな冒険心のないところには
飛躍はありえまえん。
「たとえ、やりすぎて失敗しても構わない」
そんな気持ちでことにあたれば
万一失敗しても
やるだけのことはやったわけですから
気持ちはスカッとしているはずです。
さっそく間違いを反省し
次の大きな仕事に挑戦しましょう!
大半のビジネスが
大きくなれないもう一つの理由は
金魚のふんのごとく
くっつきまわる小さな現実
例えば、なにがしかの収入や
なにがしかの顧客を失うことを恐れるあまり
思い切ったことができない点にあります。
失うことを心配する前に
今考えていることが
うまくいったらどうなるか?
それだけを考えてみるべきです。
ただし!
ビジネスで重要なことは
いつまでも存続することであり
冒険する場合
計算された危険にのみ挑戦し
いちかバチかの勝負は避けなければなりません!
いちかバチかはギャンブルで
ビジネスではないのです。
(8)競争を上手に使い、一大飛躍を図ろう
競争のない社会は退廃の社会です。
アメリカの繊維業界や鉄鋼業界
日本の農業社会を見れば
競争のない社会に何が起こるかは一目瞭然ですね。
ビジネスに競争はつきものです。
自分の成功している理由と
相手が成功している理由を
それぞれはっきり把握し
その上で自分の個性を活かし
タイミングを見計らって
一大飛躍し、相手に差をつけましょう。
競争のメリットは
広告費の効率的な使用にあります。
相手が一回、自分が一回ずつ広告すると
自分は二回広告しなくても済むのです。
これによって
同種の商品の販売を
促進することができます。
もし自社一社だけで
販売促進を行おうとすると
より大きな予算と時間が必要になります。
人は誰でも競争を見るのを楽しみます。
そして
どちらかの側に加担するものです。
この心理を上手に使えば
競争とは
実にありがたい一大飛躍への
踏み台になるのです。
また、競争のもう一つのメリットは
切磋琢磨による新しい考え方や
新しい技術、新しいノウハウの開発です。
前進とは
新しい障害に次々と直面することを意味しますが
そのための力を養う最高の方法です。
ただし
最終的な競争相手は
自分自身の立てた計画そのものであり
つまらない外部のビジネスの動きに左右され
本来自分がしなければいけないことを
見失うようでは
経営者としては失格です。
つまらない競争や
泥沼の競争に巻き込まれないためにも
自分の事業計画を立て
それを忠実に一つ一つ実行しましょう。
真の競争相手は
ほかでもないあなた自身であるということ
そして、競争に勝つとは
自分自身に勝つことであるということを
心に改めて明記しましよう。
(続く)
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