- 2009.12.27
- 融資を受ける際の秘訣...
今、道場の塾生達が
あるビジネスプランを構築しています。
非常に良いプランなので
市場を湧かせて成功するのが今から楽しみです。
どうしても事前準備として
事業計画書が必要になりますが
時として
事業を計画書どおりに成功させる為に
資金面で融資を受けることも必要になります。
尚、事業計画書を
仮に融資に使う際の参考の書き方を...
①銀行の第一のニーズは現金を守ること。
彼らは貸したお金が確実に返済されるという確証が欲しい。
それは当然ですね。
結局、それが約束だからです。
彼らが知りたいのは
約束をキチンと守れるかどうかということ。
それは過去に守れない人が多く嫌な経験をしているから。
②第二のニーズは利息。
融資によって
安定した収入の流れを確保しようと思っているから。
つまり銀行は慈善事業ではなく
ビジネスをしているからですね。
③第三のニーズは元金が保証され
利息がキチンと獲得できるのであれば
地域社会の貢献度が高いものに融資したいということ。
以上のように準備しておけば交渉が出来る立場になります。
つまり銀行が欲しがっているものを銀行に与えるだけ。
この計画を実行するにあたって銀行に融資を受ける際には
「この融資は当然返済されなければならないモノです。
私が用意した書類をご覧になれば融資を保護するに
充分な担保があるということは確認できると思います。
また連帯保証人になっている方々の資産や収入は
担保の価値が下落するような状況になったとしても
元金を保証するのに
充分なものになっているということがわかると思います。
私達はキチンとしたビジネスプランを用意しています。
マーケットリサーチは堅調な需要を示して
テストマーケティングも良い結果です。
私達は強いマネージメントチームを確保しており
この市場における経験も豊富です。
これらの要素を考慮しても
利息を確実に支払うことが出来るし
その上、充分な利益も確保できるということがわかります。
たとえ経済状況が悪化したとしても
このプロジェクトは利息金額を支払うにあたり
充分な収入を生みだすものになっています。
また、このビジネスは話題性も呼びますし
この地域にとっても
かなりの業者を巻き込み経済活性化になると思います。
そしてその方々が
お宅の銀行と取引することになることも予想されます。
当然ながら私達もこの融資を受けて
お宅の銀行との取引をより一層深めていきたいと思います...」
これが銀行との「説得の偉大な秘訣」と言われるものです。
ビジネスでも何でもそうですが結果が欲しければ
自分がして欲しいということを話さないこと。
相手が欲しいということについて話すこと。
それが双方が望むことを最も素早く手に入れる方法です。
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